2011-05-27 第177回国会 参議院 予算委員会 第17号
ですから、問題は原子炉自身というよりも水、汚染の水の対策でございます。 それから、いま一つは、プールがそれほど遮蔽のない状況で今冷やしているわけでございますけれども、もう一回大災害が来たときにはこのプールがしっかりと保っているかどうか、こちらの方は構造的な面も十二分に考えておかなくちゃならないと思っております。
ですから、問題は原子炉自身というよりも水、汚染の水の対策でございます。 それから、いま一つは、プールがそれほど遮蔽のない状況で今冷やしているわけでございますけれども、もう一回大災害が来たときにはこのプールがしっかりと保っているかどうか、こちらの方は構造的な面も十二分に考えておかなくちゃならないと思っております。
○中西政府参考人 先ほども御報告いたしましたけれども、現在の原子炉自身の状況につきましては、炉の圧力、温度等は比較的安定的に推移しております。したがいまして、今御指摘のありましたような大きな爆発といったものが起きるということは当面考えにくいような状況に至っていると思っております。
一括して廃止するという一括撤去方式というのもあるそうでございますけれども、これからますます大型化といいましょうか、原子炉自身の出力も大きなものになっていく。
旧ソ連型の原子炉につきましては、炉のタイプによりましても若干その状況が違いますし、また、ソ連の原子炉自身が現在、チェルノブイリの事故の後、改造中でございますので、その状況につきましては、それぞれの国、あるいは発電所ごとの状況で違っておりますので、全部同じというわけでもございません。
今ほど申し上げましたように、後利用につきましては現在検討を進めているところでございますので、具体的な船の改造計画、これにつきましては、基本的に私どもが考えておりますのは、今先生がおっしゃいましたように、解役計画と一体となりました格好で船の中心部分の原子炉を取り出 し、それからこれも青森県で御説明申し上げましたけれども、これを陸に揚げまして、その原子炉自身を展示館の中で展示させていただくというようなことも
○白川説明員 先ほど御説明いたしましたように、先週の月曜日にこの事象が起こった後でございますけれども、原子炉自身は、その後所定の制御回路の作動が順調に行われまして安全に停止をしておりますし、我々としては、原子炉の安全性というものに特段の影響はなく、また周辺公衆や従事者への影響もなかったというふうに認識をしておるところでございます。
しかし、この原子炉自身は今回、当初計画しておりました出力レベルで実験をいたしますと、このような蒸気の発生量に伴って出力がふえるという現象は、逆に今度は燃料の方の温度が上がることによって反応度が落ちるという方で相殺されまして、全体としては出力がふえないということになるわけでございますが、今回、非常に低い出力のところで実験したために、全体として出力がふえるとさらに出力がふえてしまうというような領域で実験
要するに、安全上非常に問題となる領域を特に選んでしまって、そこで無理やりなことをやったということに問題があるわけでございまして、ソ連の原子炉自身がそれではすべて非常に危険なものであるということには必ずしも直ちに結論づけられないのではないかと思います。
そういった人的な被害、それから原子炉自身が爆発によって非常に大きく破壊しております。そういう点。それから大量の放射能が外国にまで、特に極東の我が国まで来たといったような点で、これは原子力開発史上かつてない非常に重大な事故である。これはもう私ども非常に重大な事故ということで受けとめております。
そういうことで、例えば原子炉自身をある程度システム的に組み合わせて振動をしようとしますとばかでかい設備になりますし、ましてや三次元ということになると途方もないものになるわけでございます。
しかし、当初運転日誌ということを主に考えましたのは、どこまでも原子炉自身が内蔵しております放射能は、先生方御承知のように、十の八乗から九乗キュリーございます。それに比べまして、決して軽んじていたわけではございませんが、廃棄物処理系の持っております放射能というのはそれよりもけたが幾けたも低いものでございます。
一つ考えておりますのが、改良標準化の推進をする、それからまた高性能燃料の実用化を図る、それから運転員、検査員等の負担軽減のための支援システムの改良をする、そういうようなことで軽水炉の改良をさらに進めるというようなことで、原子炉自身の問題、それから立地に対する国民の理解を得るための方策の問題、そういうことで打てる手はなるべくフルに使って打っていきたい、こう考えております。
非常に原子炉自身も多様なんです。にもかかわらずわが国の電力会社は、ここにいらっしゃる電力会社すべてこれは軽水炉で、しかもGE、ウエスチングハウス両社の軽水炉一辺倒でこられたわけですが、それには特別な理由があったわけですか。
やっぱり船である以上、海上におきますいろいろな条件に合ったときに船としても安全であるということがなければ原子炉自身の安全というものはあり得ない。私どもといたしましては、安全法の中で全体の船という中での検査を進めていくということが原子力船の安全を確保する上で一番いいのではないかと考えております。
それから、安全性の問題について何か質問があったわけですけれども、私は原子炉自身の専門家ではございませんので、それが従来の考えから見て、すでにでき上がった技術であるかどうかということに関しては、それほど自信を持ってお答えできません。
それは、現在の原子力発電所自身、原子炉自身がまだでき上がったものでないということもあるかもしれませんけれども、根本的には、そういう積極的な推進によって生み出されます多量の放射性廃棄物の処理の問題を等閑に付してこういう積極的な方針を立てていくということに関しては、私自身としては認めがたいという立場をとっております。
政府が、今度の「むつ」の改修問題については、すべて原子炉自身の問題よりも遮蔽装置の問題が事故の原因だ、こう言っておる。そうであるとするならば、原子炉を動かさずして遮蔽装置だけを改修してみても、果たしてそれが完全に直ったかどうかということがわからない。そういうごまかしを今度の説明の資料の中にはなされておる。ここにも私たちは不信感を強く抱いておるところでございます。
研究も初めは、原子力は一本でというつもりでわれわれやっておったのですけれども、こういうふうにだんだんと開発研究、それからいま安全の研究、この安全研究の中に、先ほど稲垣さんが提案されました従業者の安全研究というものも含むかどうか、これはあるいは別なのか問題ですけれども、とにかくそういう原子炉自身の安全の問題、そこに働く方たちの安全の問題それからいろいろと原子炉の開発の研究、基礎的な研究、こういうふうに
○参考人(板倉哲郎君) たいへんむずかしい質問といいますか、私が申してます潜在的危険といいますことは、原子炉自身の中にきわめて大量の放射能が入っておる、したがって、その放射能が大量に環境に出る可能性はあるかないかという点について潜在的危険がある。だから、中に持ってますから、全くどのような防護手段をしても一切外に出ませんと言い切れるものではございません。
ところが、板倉参考人のお話では原発自身の、原子炉自身の工学的安全性、しかも平常運転時のごく限られた、しかも七基のうち六基がとまっていて、一基しか動いていないという時点で、そこの部分だけが安全なんだと言われても、これは国民はなかなか信頼しにくいわけです。信頼しにくいというのは前科があるからですよ、特に。その点はっきりしておきたい。
でこのような問題が出されたからあわてていろいろやるのではなくて、そうしないと、その当時の状況についてもはっきり把握ができないわけでありまして、この診断が正しいかどうかについてはいろいろ問題があるかと思いますけれども、事実この放射能の被曝があった場合、放射線の被曝があった場合、非常にこれだけの病気を起こす場合は相当の放射線でありますし、はたしてこの方が相当な地域に入っておられたかもわからないし、また、原子炉自身
まさにそのとおりでございまして、それと原子力発電所の問題とが具体的にどう結んでいくということになりますと、先ほどお話がありましたように、環境調査の面でございまして、原子炉自身の安全性の問題はこれはまあ別の問題であり、またその安全性についてはこれは分析研の問題とは全く関係がない。
あくまでも原子炉自身が安全であるかどうかとか、あるいは放射性廃棄物の規制、そういった点だけが重点にされて、ずうっとこの委員会でも議論されてきた環境という問題が全然法律の中には入っておらないわけですよね。